事故による腰の痛み

事故による負傷で首の痛みの次に多いのが腰痛です。病院でレントゲン検査で異常がなくても、痛みを訴えるケースはよくある事です。これはレントゲンでは骨しか写らないので、異常は見られないですが実際はレントゲンに写らない神経や筋肉が損傷しているのです。

多くは「腰部捻挫」と診断されると思います。腰部捻挫でも外力のかかり方は様々でスポーツなどで急激に腰を捻った腰痛も腰部捻挫です。事故の場合は予期せぬ状況からいきなり強い外力がかかります。また外力も普段あまり感じる事のない剪断力がかかるので、損傷の程度も強く一般的な腰痛と比べると治るのに時間を要します。

事故による負傷で腰部捻挫と一言で言っても実際痛みが出る部位は患者様によって異なります。当院でも多い損傷は下記の3パターンです。

●筋・筋膜性（腰を支えている筋肉が損傷をうけて痛みが出ている）

●椎間関節（腰の骨は5つが連なって出来ていますが、その骨と骨のつなぎ目に損傷がある。靭帯の損傷）

●仙腸関節（骨盤を構成している関節に炎症が起きている状態。一般的な腰よりも下が痛む）

どれか1つという事もなくいくつかが組み重なって症状が出る事もあります。また必ずこのどれかという事もありません。

事故直後の場合は炎症を抑えるように物理療法（冷やしたり、電気治療）をメインに行い、炎症が落ち着いてきたら徐々に手技療法を行います。

手技が初めてだという患者様でも安心して受けて頂けるように細心の注意をはらい施術致します。

腰の痛みといっても腰だけみるわけではなく、状態よっては早期回復の為に、全身の骨格を調整する事もございます。そうする事にって本来人間が持っている自然治癒力を高めていきます。

主に筋肉への施術、神経への施術、関節への施術を中心に行います。

事故による腰痛をそのうち治るだろうと放置してしまうと、場合のよっては後遺症が残ってしまったり、よく聞くパターンは慢性的な腰痛に悩まされてしまう事があります。また患者様によっては坐骨神経痛やヘルニアを発症してしう事もあります。そういった事にならないように早期の治療が必要です。腰痛といっても甘く見ないで適切な処置を受けましょう。

事故による腰痛はしっかりと治療をしないと後遺症を残してしまう事もあります。そうならないように早期の施術と、適切な治療の回数と期間を受ける事をおすすめします。

当院は土日祝日も夜20時まで受付していますので、なかなか仕事などで通院出来ていない方、一度ご相談ください。

また他の医療機関で治療しているものの、なかなか良くならないなどのお悩みの方も是非一度当院へご相談ください。