ムチウチ・首の痛み

交通事故による負傷で最も多い「ムチウチ」とは首の捻挫の一種で、よく後ろからの追突事故でみられる負傷です。

事故の衝撃により頭は前方へ振られ、その後その反動で後ろに振られます。この時に頭が振り子になり首がムチのようにしなるように損傷されることから「ムチウチ」と呼ばれます。

レントゲンでは骨の異常はない事が多く、事故の強い外力により首を支えている靭帯や筋肉が引き伸ばされ損傷します。

事故直後よりも2～3日後に痛みのピークがくる事が多いので、早めに治療を開始することを勧めます。

事故に遭った際、事故の外力で頭は振り子のように前方へ振られます。この時に急激に脳が揺れる事によって「脳震盪」を起こす事もありますので注意が必要です。事故直後より嘔吐、手足に力が入らない、言葉がうまくでてこないなどの症状がある場合は早期に専門医を受診しましょう。

自律神経はアクセルの役割の「交感神経」と、ブレーキの役割の「副交感神経」があります。この2つの神経のバランスがとれている状態が健康ですが、このバランスがくずれてしまうと様々な症状を引き起こしてしまいます。

当院では自律神経に対して、強い力でマッサージしたり、強い矯正をすることはありません。自律神経に対しては優しい手技をメインに極超短波やマイクロカレント（微弱電流）といった刺激をほとんど感じない物療機を使用しますのでご安心ください。

事故直後の場合は炎症を抑えるように物理療法（冷やしたり、電気治療）をメインに行い、炎症が落ち着いてきたら徐々に手技療法を行います。

手技が初めてだという患者様でも安心して受けて頂けるように細心の注意をはらい施術致します。

首の痛みといっても首だけみるわけではなく、状態よっては早期回復の為に、骨盤や全身の骨格を調整する事もございます。そうする事にって本来人間が持っている自然治癒力を高めていきます。

ムチウチはしっかりと治療をしないと後遺症を残してしまう事もあります。そうならないように早期の施術と、適切な治療の回数と期間を受ける事をおすすめします。

当院は土日祝日も夜20時まで受付していますので、なかなか仕事などで通院出来ていない方、一度ご相談ください。

また他の医療機関で治療しているものの、なかなか良くならないなどのお悩みの方も是非一度当院へご相談ください。